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Rollerball (1975) : ローラーボール

『ローラーボール』(原題: Rollerball)は、1975年制作のアメリカ合衆国の映画。
ウィリアム・ハリソン原作の短編小説(日本語訳・ハヤカワ文庫刊)をハリソン自身が脚本を執筆、ノーマン・ジュイソンが監督した、近未来を舞台にしたSFアクション映画である。クライマックスでは東京を舞台にしたシーンも登場する。

2002年にリメイクされた。

Rollerball (1975) / ローラーボールのあらすじ

西暦2018年。世界はエネルギー、食糧、住居、輸送、通信、娯楽をそれぞれ司る6つの大企業によって支配され、飢餓や環境汚染、人口増加はおろか、戦争や犯罪すらも存在しない時代となっていた。
そんな人類が闘争心の唯一のはけ口としていたのが、“ローラーボール”と呼ばれる殺人スポーツであった。それは鉄製のフックが付いたグローブをはめた10人のプレイヤーで構成される2つのチームが円形トラックに向けて大砲から放たれた鋼鉄製の鉄球を奪い合い、マグネット・ゴールにシュートして得点を競うというものだが、暴力を用いての妨害が認められているため、毎試合凄惨な地獄絵が展開されていた。
ジョナサン・Eはその中でエネルギー部門のヒューストン・チームの主力選手であり、同競技界におけるスーパー・ヒーローであったが、彼の強さを恐れた社長のバーソロミューはジョナサンを抹殺しようと、次々と屈強な刺客を彼の試合に送り込んで来る。ジョナサンは東京、そしてニューヨークで過酷な闘いを繰り広げる。