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The Truman Show (1998) : トゥルーマン・ショー

『トゥルーマン・ショー』(The Truman Show)は1998年のアメリカ映画。
当初は脚本を書いたアンドリュー・ニコルが監督する予定であった。しかし、1200万ドルという巨額のギャラのジム・キャリーが主演することになったため、まだ1度しか監督経験のないアンドリュー・ニコルははずされ、ピーター・ウィアーが監督として雇われた。
プロットは1959年のフィリップ・K・ディックの小説『時は乱れて』(Time Out of Joint)からいくつもアイデアを拝借しているという。

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The Truman Show (1998) / トゥルーマン・ショーのあらすじ

離島のシーヘブンで、保険会社のセールスマンとして毎日を判を押したように過ごすトゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は、「おはよう!そして会えない時のために、こんにちはとこんばんは!」が口癖の明るい青年である。彼は生まれてから1度も島から出たことがなかった。それは、父と一緒に海でボートを漕いでいた時に「嵐が来るぞ」という彼の警告を無視して船を進め、嵐を回避できず海に投げ出された父親を亡くしてしまい、水恐怖症を患ってしまったためであった。
ある日、いつものようにキヨスクで新聞を買ったあと、雑踏の中ひとり佇むホームレスの老人とすれ違った。それは幼い頃、海に沈み亡くなったはずの父親だった。しかし、その老人は間も無く何者かに連れ去られてしまう。彼は自分の周囲を不審に感じ始める。
実は、彼は生まれたときから人生の全てを24時間撮影されていた。彼は「アメリカ合衆国公民」ですらなく、人生がそのまま「リアリティ番組」として世界220ヶ国に放送されていた。彼の住む街は万里の長城に匹敵する巨大ドームのセットであり、周囲の人物は全て俳優なのであった…。もちろん死んでしまったという父は本当の父ではなく俳優であり、また実際は前述の通り死んでおらず、のちに「感動の再会」を果たすことになる。
この番組ではCMではなく番組中で商品の宣伝が行われている(プロダクトプレイスメント)。例えばトゥルーマンの親友マーロン(ノア・エメリッヒ)がいつも缶ビールをカメラに向けていてビールを宣伝している。もちろんこれは自然な形で行われておりトゥルーマンは気付いていない。またトゥルーマンの妻メリル(ローラ・リニー)は最初の頃は草刈機や万能ナイフなどを日常会話の中でさりげなく宣伝していたが、あるとき不自然にココアの宣伝をしてしまう(「新製品のこの『モココア』をお試しあれ。ニカラグアの大地で取れた天然のカカオ豆を使ってて最高の味よ。人工甘味料は入ってないわ。」という台詞は日常会話としては非常に不自然で話がかみ合っていない)。
そんな生活の一方で、彼はかつて学生時代に知り合ったローレンという女性のことが忘れられないでいた。彼女とは本気で恋に落ちるのだが、ローレンは彼を思いこの世界が全て偽りであることを教えようと試みた為に何者かによって連れ去られてしまう。