『月に囚われた男』(原題:Moon)は、2009年のイギリス映画。月を舞台にしたSFスリラー映画。
デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズの長編映画監督デビューであり、70年代後半から80年代前半にかけて勢いのあったSF映画の雰囲気を再現した作品である。キャスト:サム・ロックウェル
・ Apple : 月に囚われた男 (吹替版) – ダンカン・ジョーンズ
近未来の世界。核燃料生産企業「ルナ産業」に勤めるエンジニアのサム・ベル(サム・ロックウェル)は、宇宙資源エネルギー『ヘリウム3』採掘のため、たった一人で月の裏側にある掘削基地へ3年間派遣される。通信衛星の故障のために地球との通信は録画データのやり取りを行うのみで、話し相手は人工知能ロボット・ガーティ1台のみという孤独な環境だったが、彼は愛する家族のことを想い続けて耐え凌いだ。
だが契約満了まで残り僅かとなったある日、彼は月面で作業中に事故を起こしてしまう。なんとか一命を取り留め基地の医務室で意識を取り戻したサムだったが、ガーティや本部の対応に不審を抱いた彼は事故現場を見に戻る。するとそこで目にしたのは、負傷したまま放置されていたもう一人の自分だった…。