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Silent Running (1972) : サイレント・ランニング

『サイレント・ランニング』(Silent Running) ダグラス・トランブル監督、ブルース・ダーン主演のアメリカ映画。宇宙空間を舞台にしたSF映画。『2001年宇宙の旅』や『アンドロメダ…』の特撮を手がけたダグラス・トランブルが監督を務めた。

 ・ Apple : サイレントランニング (吹替版) – Douglas Trumbull

Silent Running (1972) / サイレント・ランニングのあらすじ

地球全体が人工的に管理され、気温も摂氏25度に統一された未来。
植物も全て絶滅し、わずかな標本が「植物保存計画」によって、土星軌道の3隻の貨物船に取り付けられた温室ドームで生き延びていた。 そのうちの1隻「ヴァリー・フォージ」乗組員4人のうち、植物学者のフリーマン・ローウェル(ブルース・ダーン)だけは植物の価値を重視し、勤務に精励していたが、他の3人は人工的に管理された地球の方が便利で快適だと主張しており、勤務ぶりも杜撰だった。互いに相容れない価値観をぶつけ合いながらも、8年間ともに任務を続けていた。
ある日、地球から計画の断念とドームごと全ての植物を核爆弾で破棄し帰還せよとの命令が下る。植物が絶滅することに耐えられないフリーマンは命令に背き、同僚を殺害して唯一爆破を免れたドームとともに、宇宙に深く潜行し、逃亡する道を選んだ。
船には作業用ドローン(吹き替えではロボット)3体が搭載されており、プログラム(カセット型)を差し替えると園芸以外にも外科手術や船外作業を行わせることが出来る。後にフリーマンが自作プログラムによってポーカーをさせると、見事にしてやられる。 遭難を偽装するため土星のリングに突入するが、3号機(「ルーイ」)を失ってしまう。さらに不注意から2号機(「ヒューイ」)も損傷させてしまう。
さらに、船が太陽から離れたため日照不足で植物が衰え人工照明で対処するが、その為に地球からの救助船に発見されてしまう。フリーマンはドームを深宇宙に向け射出すると、ヒューイと共に自爆する。
地球から離れて行くドームでは、1号機(「デューイ」)が独り、植物にじょうろで水をやり世話をし続けていた。