『ターミネーター2』(Terminator 2: Judgment Day)は、1991年のアメリカのSF映画。1984年の映画『ターミネーター』の続編として製作された。
人類と機械の戦争が続く近未来からそれぞれの勢力が現代へ送り込んだアンドロイドと、戦争を回避すべく奮闘する人間達とが繰り広げる死闘を描く。
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1994年/1995年のロサンゼルス。10年前のサラ・コナーとターミネーターの死闘を知る者は無く、近未来に起こるスカイネットとの戦争を口にするサラは精神病患者として警察病院へ収監され、カイル・リースとの間に生まれた息子のジョンは養父母の下に引き取られていた。
ある日、時空を超えて再び2体のターミネーターが送り込まれる。1体は10年前と同モデルのT-800型、もう1体は変形自在の液体金属で構成された最新モデルT-1000型。2体はそれぞれ共通の目標であるジョンを捜索し、ほぼ同時に発見する。襲いかかるT-1000からジョンを救ったのは、かつてサラを襲ったT-800だった。
T-1000の追撃を振り切った後、T-800は未来のジョンが過去の自分を護るためにT-800を再プログラムしてこの時代へ送り込んだことを告げる。T-800の出現によりサラの話が真実であることを知ったジョンは、T-1000の次の標的であるサラの救出に向かう。
辛くもサラを保護してT-1000から逃れた一行は、メキシコ方面への逃亡を図る。かつて殺されかけたターミネーターと同型のT-800にサラは疑念を拭えなかったが、やがてこの忠実な殺人機械こそがジョンの絶対的な保護者としてふさわしい存在であることを悟る。
T-800から、スカイネット誕生に繋がるコンピュータ素子を開発することになるサイバーダイン社の技術者マイルズ・ダイソンの存在を知らされたサラは、戦争を阻止すべく単身でダイソン宅に侵入して彼の殺害を試みるが、傷つけられてなお妻子と庇い合うダイソンの姿に思い留まった。サラを追って来たジョン達はダイソン夫妻に全てを話し、彼の研究がサラに破壊された最初のターミネーターの残骸に基づいていることを知る。
因果の輪を断ち切るべく、一同はマイルズを伴ってサイバーダイン社へ侵入。警官隊に包囲された中、マイルズの犠牲により研究の全てを破壊するが、逃亡する一同の背後にはT-1000が迫っていた。
逃亡の末、製鉄所でT-800はT-1000との最後の対決に挑む。T-1000は液体窒素での冷凍を経てバラバラにしたが直ぐに再生してしまう。T-1000の脅威的な猛攻の前に一度は動力源を破損し、機能停止するT-800だったが、予備電源により再戦し、M79 グレネードランチャーを撃ち込み、溶鉱炉へ転落させることで、ようやくT-1000を破壊することが出来た。
T-1000は消滅したものの、サイバーダイン社で破壊したプロセッサと同じものがT-800にも内蔵されているため、彼は自身を溶鉱炉へ沈ませて「消滅」させることをサラとジョンに求める。T-800との別離を悲嘆する二人の姿を前に、人間の感情を理解した彼が溶鉱炉へ沈みながら最後に見せたのは、メキシコでジョンに教えられたサムズアップであった。