『ウォー・ゲーム』(WarGames)は、1983年に北米で公開された、ジョン・バダム監督、マシュー・ブロデリック主演のSFサスペンス映画。
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主人公の高校生・デビッド(マシュー・ブロデリック)は、高校の教師用コンピュータに侵入し、自分の成績を書き換えたりすることのできる若きクラッカーで、電話のタダ掛けの(en:phreakingやen:blue boxを参照)テクニックも使い、データシステムにアクセスして遊んでいた。
ある日、デビッドはさまざまなゲームが楽しめるホストコンピュータ「ジョシュア」に接続する。パソコン用ゲーム開発会社のコンピュータに接続したと誤解したデビッドは、アメリカ合衆国とソビエト連邦との核戦争をシミュレーションするゲーム「世界全面核戦争」を見つけ、クラスメイトのジェニファー(アリー・シーディ)と一緒に試してみることにする。しかし、実際には接続したコンピュータは北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)に設置された核戦争シミュレータ用の人工知能「ウォーパー」(WOPR:War Operation Plan Response、戦争作戦計画対応)で、デビッドが見つけたのは、WOPRの開発者フォルケン博士の残したバックドアだった。 デビッドが始めた全面核戦争ゲームはNORADの戦略スクリーンに投影され、NORADのスタッフは実際にソ連側が軍事行動を始めたと誤解してしまう。ソ連外交部は軍事行動を否定するが、米軍は防衛体制のレベルを上げる決断を下し、米軍の動きをソ連側が挑発と看做して米ソの状況は次第にエスカレートしていく。